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焼酎はいま世界的に大人気。味わい方、飲み方もいろいろ。使われる原料によって、いろいろな味も楽しめます。

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焼酎の楽しみ方

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焼酎の楽しみ方は、原料の多様性

日本酒の楽しみ方


料理と一緒に楽しむ / 食中酒としての焼酎

焼酎は、一部を除けば、風味の際立つお酒ではありません。
そのため、料理と口の中で喧嘩することがなく、逆に舌に残った脂分、魚の臭みなどを、食べながら飲むことで洗い流してくれ、料理の味を生かしてくれる効果があります。
そのためでしょうか、アメリカでは食事の時飲むカジュアルなアルコールとしての人気が出てきているそうです。

また、ワインのように、どの種類の白には魚料理といったように、料理を選びません。
味の濃い料理にはやや風味の強い本格焼酎の麦とかこの銘柄の芋、
お刺身などの魚介類には、さっぱりして味を引き立たせてくれる米焼酎や、磯らしさを十分に味合わせてくれる昆布焼酎というように、自分なりのマリアージュのカスタマイズも、焼酎ライフの楽しみの一つです。


焼酎をおいしく飲むために

焼酎の飲み方としては、風味の豊かな本格焼酎(乙種)は、ストレート、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りと、日本酒と同じように温度による風味の違いも楽しめます。

ソムリエの田崎真也氏によると、
焼酎独特の、飲んだ時に感じる甘味は、甘み成分のせいではなく、アルコールから受ける甘味の印象らしくて、アルコール度数が高い焼酎ほど甘く感じられるそうです。
度数の高いものに熱を加えると、香りが立ちすぎたり、刺激が強くなったりすることがあるかもしれないので、ストレートで飲むときは冷やして飲む方がいいかもしれないとのことです。


水で割って飲むときの割合

焼酎のアルコール度数は20度か25度が多く、水で割って、好みの、飲みやすい度数にしたい場合、
焼酎と水をどの割合にするとどれくらいの度数になるのか、大まかに知っておくと便利です。

焼酎 種類 焼酎25度の時

焼酎の飲み方 


いろいろなものでカクテル

酎ハイが大人気ですが、酎ハイは焼酎の甲種で、連続式蒸溜機で造ります。

焼酎 種類

ウーロン割りも一時ブームになりましたが、コーヒーで割ったりと、いろいろな味が楽しめるのも、焼酎の甲種ならではです。



よりおいしく焼酎を飲むために

水割り

水で割って飲むのではなく、事前に割ったものを作っておくことを「前割り」といいます。
焼酎の分子は水よりも小さいので、寝かせておくほど水になじんでまろやかになるからだそうで、
田舎の、地元のなじみ客が多い居酒屋さんでは、お客さんのために前割り焼酎を作っておくところもあるという話です。

容器は何でもOKで、陶器製、ガラス製、ペットボトルでも構いません。
1日以上、できれば3日以上、冷蔵庫で寝かせたほうがよりまろやかになります。

割るための水は水道水は避け、できれば焼酎が造られた近くのミネラルウォーターがのぞましいでしょう。
ない場合は、気休めに近いかもしれませんが、一度沸騰させた水道水を冷まして使うか、活性炭を通したものにするのもありです。

前割りの容器でおすすめは、陶器製の焼酎サーバーです。
焼酎サーバーに入れて1~3日置くと、焼酎と水とがよくなじみます。
陶器のサーバーは、目に見えないほど細さな孔があり、そこから焼酎が呼吸をし、熟成します。
また、陶器ならではの遠赤外線効果で焼酎が自然と対流し、まろやかになります。

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お湯割り

寒い日はお湯割もいいですが、穀類を原料とする本格焼酎は、温める方が、風味や香りが柔らかくたち、うま味が増すそうです。
ただ、焼酎によってはアルコールが強く出て、苦みが出るものもあるそうですから、一度試しておいた方がいいでしょう。

お湯割りをするとき、お湯が先か焼酎が先が、どちらでも同じか。
答えは、お湯が先です。
お湯のほうが比重が軽いので、重い焼酎を後から入れると、グラスの中で自然と混じりあうからです。
ゆっくり静かに入れると、じっくり均一に混ざるので、マドラーも要りません。

お湯は熱すぎると風味が飛んでしまうので、70度くらいに冷まして、割合は自分の好みでどうぞ。

ぜひ避けたいのは、先に焼酎を入れて、あとから熱湯を注ぐことです。
焼酎の分子が熱で壊され、まろやかさのとれた、とがった味になってしまうからです。






お燗

鹿児島の方言で、晩酌のことを「だれやめ」というそうです。
誰が止めるか、の短縮形かと思ったら、違いました。
「だれ」 は疲れ、「やめ」は取る、1日の疲れを取るための晩酌のことだそうです。
そして晩酌は冷ではなくて、お湯割りか燗だそうです。
焼酎は、あらかじめ割り水にしておきます。
燗もぬる燗で、黒ヂョカという急須を平べったくしたような器に入れ、遠火でゆっくり温めるのだそうです。
黒ヂョカがないときは日本酒のように湯燗でもOKで、お湯割りとは違った味わいになります。

米焼酎は、割り水にしないで、そのまま燗にする「直燗」のほうが、お米の甘さが引き立ちます。
米焼酎の本場、熊本の球磨地方では、直火にかけられる直燗専用の酒器もあるそうです。

水割り燗、直燗とも熱燗は避けて、45度くらいのぬるめがおすすめです。

電子レンジ燗はお勧めしません。温度が均一に温まらいので、かき混ぜなければなりませんし、なんとなくカドが立つ感じになります。

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焼酎をおいしくしてくれるスティック

ミズナラスティックは、ジャパニーズオークと呼ばれる北海道産のミズナラ(ドングリの木)をレーザーで焦がしたものです。
お酒に入れるという、擬似的に熟成を再現し、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)のような和の香りがとけ、まろやかさとコクを与えてくれます。

詳しくは、お酒をおいしくするグッズをご覧ください。

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お酒をおいしくするグッズ」に、ほかの種類もあります。



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